「転職して今より悪い職場で働くことにならないか不安」

「転職したら、良いことってあるのかな?」

現在の仕事に不満を抱えつつも、転職するのは不安と考える看護師も多いのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、看護師1年半というビミョーな時期に転職活動を行い実際に転職を成功させたわたしが転職して良かったことを解説します。

ぜひ、参考にして今後の転職活動に生かしてください。

看護師転職して良かったこと

1年半急性期の脳外科病棟で働き、その後回復期リハビリテーション病院に転職したわたしが看護師転職して良かったことをまとめました。

  • 給料が上がった
  • 残業が減った
  • 人間関係が良くなった
  • 自分のペースで働けるようになった
  • 患者さんとじっくり関われるようになった

ここからは、看護師転職して良かったことを詳しく紹介していきます。

給料が上がった

個人的に1番嬉しかったのは、給料が上がったことです。

脳外科病棟にいたころは、月収25万円程度だったのですが回復期リハビリテーション病院へ転職すると月収29万円になり月収が4万円アップしました。

基本給は急性期の脳外科病棟の方が高かったのに回復期リハビリテーション病院の方が給料が上がったのには以下の理由があります。

夜勤手当が高く、夜勤の回数が増えた

急性期病院は夜勤手当が1回5000円でしたが、回復期リハビリテーション病院では夜勤手当が1回15000円で3倍になりました。

また、急性期病院では月に3〜4回程度しか夜勤に入れませんでしたが、回復期リハビリテーション病院では月に5回〜6回夜勤に入れるようになったので結果的に給料アップとなりました。

残業代をつけられるようになった

急性期病院では「新人は残業代をつけてはいけない」という暗黙のルールがあり残業代をつけることができませんでした。

しかし、回復期リハビリテーション病院では「残業代はつけてよい」ということだったのでつけると給料がアップしました。

転職は、選び方次第では各段の給料アップを見込めます。

「今の給料では足りない」、「もっと、お給料が良いところで働きたい」そう考える方は転職を検討してみても良いのではないでしょうか?

残業が減った

「転職して本当に良かった」と感じるのは残業が減ったことです。

わたしが急性期病院で働いていたときは毎日2時間〜4時間の残業は当たり前で月に80時間以上の残業をしていました。

また、新人が残業代をつけられないのも当たり前でした。

しかし、転職すると残業は基本なし、あったとしても1時間以内であることが多く、月の残業時間は10時間以下となりました。

残業代をも申請できるようになりました。

そのため、肉体的にも精神的にも落ち着いて働くことができています。

「残業が多すぎて心も体もボロボロ」、「もう疲れた」という方は転職をしてみるのもおすすめです。

人間関係が良くなった

わたしが、転職をして良かったと感じていることは人間関係が良くなったことです。

急性期病院では、毎日先輩に疾患や検査、看護について根拠を問い続けられ挨拶しても挨拶を返してもらえない、怒鳴られる、陰口を言われるのは当たり前でした。

しかし、転職すると先輩はおだやかで分からないことを質問するとすぐに答えてくれるようになりました。

女性が多い病院では人間関係が複雑化しやすく、人間関係に苦しむ方も多いです。

しかし、転職し風通しの良い職場で働けるようになると人間関係はぐんとよくなります。

人間関係に悩む方に、転職はおすすめです。

自分のペースで働けるようになった

転職して自分のペースで働けるようになり「転職してよかった」と感じています。

急性期病院では、緊急入院、急変、患者の家族対応と様々なことが一気に押し寄せ自分のペースで働くことが困難でした。

しかし、回復期リハビリテーション病院では緊急入院や急変は無く自分のペースで働くことができます。

自分のペースで働けると、1つ1つ確認しながら働けるためミスも減ります。

「忙しすぎて確認が十分に行えない」、「自分のペースで働きたい」方は転職してみてはいかがでしょうか?

患者さんとじっくり関われるようになった

急性期病院で働いていて辛かったことは、患者さんの話を聞く暇も無いほど忙しく患者さんとじっくり関われなかったことです。

しかし、回復期リハビリテーション病院では患者さんの話をじっくり聞いたり回復過程を見れたりと患者さんとじっくり関われます。

そのため、看護師としてのやりがいを感じやすいです。

「患者さんとじっくり関わりたいのに関われない」と感じている方は、患者さんとじっくり関われる病院への転職を考えてみるのも1つの手です。

転職を成功させるために必要なこととは?

「看護師転職を成功させたい」

「転職を成功させるために必要なことを知りたい」

と考える方も多いのではないでしょうか?

そこでここからは看護師転職を成功させるために必要なことをまとめました。

  • 自分の弱みを知る
  • 理想の条件を洗い出す
  • 求人について徹底的に調べる
  • 面接対策・書類作成は全力で行う
  • 転職サイトに頼る

ここからは、看護師転職を成功させるために必要なことを詳しく紹介していきます。

自分の弱みを知る

看護師転職を成功させるために必要なことは自分の弱みを知ることです。

たとえば、

看護師1年目→経験が短すぎる

リーダー未経験→看護業務の未熟さあり

採血が苦手→クリニックなど採血が多いところで働くのはきついかも?

などなど

自分の弱みを把握し、弱みが弱みになりにくい場所で働くと辛い思いをせず働きやすいです。

転職を成功させたいなら辛くても自分の弱みは何か?考えてみることをおすすめします。

理想の条件を洗い出す

転職を成功させたいなら自分はどんな職場で働きたいのか?職場に何を求めるのか?
など自分が職場に求める理想の条件を洗い出すことが必要です。

なぜなら、理想の条件を洗い出さなければ理想の職場で働くことは難しいからです。

自分が求める条件を5つほど出し、優先順位をつけると求人探しがぐんと楽になり転職して後悔しにくくなります。

転職を成功させたいなら理想の条件を洗い出す作業は必ず行いましょう。

求人について徹底的に調べる

転職を成功させたいなら求人について徹底的に調べましょう。

求人について徹底的に調べておけば転職後後悔する可能性が下がります。

残業時間はどれくらいなのか?、夜勤回数はどれくらいなのか?、どのような看護スキルが必要なのか?

病院の求人ホームページを徹底的に読み込む、ナスコミで口コミを調査し、看護師転職サイトに登録し担当者に内部事情を聞いてみるのも良いでしょう。

転職を成功させたいなら、求人については調べられるだけ調べましょう。

面接対策・書類作成は全力で行う

転職を成功させたいなら面接対策・書類作成は全力で行いましょう。

なぜなら、転職活動ではあなたがどれだけキャリアがありあなたがどれだけ優秀でも面接や履歴書、職務経歴書でそれをアピールできなければ、採用してもらえない可能性があるからです。

面接の基本ルールを調べる、履歴書や職務経歴書は使いまわさず1つの求人ごとに合わせて作り直すなどし「その求人でどれだけ自分が役立つか?」、「どれだけ自分が真剣に働きたい」と考えているかを転職先に伝えることが重要です。

転職を成功させたいなら、面接対策・書類作成は十分に時間をかけ行いましょう。

転職サイトを利用する

転職を成功させたいなら転職サイトを利用することをおすすめします。

なぜなら、転職サイトはあなたの伝えた条件を元におすすめの求人を選んでくれますし、時間と労力がかかる面接対策・書類作成を手伝ってくれますし、あなたの相談事をなんでも聞いてくれるからです。

また、転職サイトを利用すると、担当者があなたの代わりに転職を代行してくれるので、少ない時間と少ない労力で良い求人へ応募することが可能となります。

「転職を成功させたいけど転職について分からないことだらけ」、「面接が苦手、書類の作り方が分からない」という方はぜひ、転職サイトを利用してみましょう。

まとめ

●転職すると、給料アップ、残業減少、人間関係が良くなる、自分のペースで働ける、患者さんとじっくり関われるようになる可能性がある。

●転職を成功させるためには、「自分の弱みを知る」、「理想の条件を洗い出す」、「求人について徹底的に調べる」、「面接対策、書類作成は全力で行う」、「転職サイトを利用する」ことが重要。

今回は、わたしが転職して良かったと感じたことと、転職を成功させるために必要なことを紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

転職は、成功させると今までよりもずっと良い環境で楽しく働けるようになります。

この記事が、転職を考えるみなさんの参考になるとうれしいです。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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